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コーヒー豆の量と人数の関係
お客様からよく5人分の時はスプーン5杯で淹れるの?
10人分の時は10杯入れるの?1人分の時は?
などなど
1人分の目安は
粉10g〜15g お湯150CC位ですが
人数が増えるとどうしても味が濃くなります。
なぜ濃くなるのでしょう?
それはドリッパーの容量に対する粉の量が増えお湯が落ちる時間が長くなるからです。
基本的抽出時間は約3分間。時間が長くなると当然味も濃くなります。
ハンドドリップの場合お湯の注ぐ量を多くし時間を調整すれば良いのですがドリッパーの大きさと粉の量で限界があります。
限界を超えると時間がかかり味が濃くなり雑味も出てきます。
このような場合はドリッパーのサイズを1サイズ大きくします。
このように本来は1人分10gで5人分淹れる場合は50g粉を使うということになります。
このような抽出方法で淹れたコーヒーがしっかりした味があり最も良い抽出方法です。
後は蒸らしの時間を調整したり、お湯の温度を調整したり、落とすお湯の量を調整したり、でおいしさはさらにアップします。
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しかし
ドリッパーの大きさが違うものを持っている方は少ないと思います。
コーヒーメーカーの場合はお湯の注ぐ量を調整する事も出来ません。
その様な場合は粉を減らすしかありません。
粉の量を少なくすると当然コーヒーの味は薄くなり少し味は落ちるのですが
少なくしないと時間がかかり大変濃くなってしまいます。
一般的に102サイズのペーパーを使う、コーヒーメーカーで淹れている方が
多いと思いますのでその場合の目安は
1人分10グラムで考えてみます。
1人分の場合12g位(スプーン1杯ちょっと)落ちるのが早いので少し多め
2人分で20g位(スプーン2杯)
3人分で25g位(スプーン2.5杯)
4人分で30g位(スプーン3杯)
5人分で35g位(スプーン3.杯半)
あくまでも目安なのでお好みで粉の量をお好みで調整してください。 |
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103サイズのペーパーでコーヒーメーカーで淹れている場合は
1人分〜5人分の目安は102サイズのペーパーと同じです。
少しドリッパーが大きい分若干薄めです。
6人分42g位(スプーン4杯)
7人分49g位(スプーン5杯)
8人分56g位(スプーン5.5杯)
9人分63g位(スプーン6杯)
10人分70g位(スプーン7杯)
11人分75g位(スプーン7.5杯)
12人分約80g(スプーン8杯)
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ハンドドリップの場合のドリッパーの目安
1人2人分は101ドリッパーを使用しましょう。
2人3人は102ドリッパー
4人5人6人は103ドリッパー
6人〜10人は104ドリッパー
で入れると良いでしょう。
コーヒーは手間をかけておいしいコーヒーが飲みたいと考えながら
工夫すれはコーヒーが答えてくれます。
当店はお客様にコーヒー豆を買っていただくまでの段階で手間をかけ工夫をし焙煎しています。
手間のかけた新鮮なコーヒー豆を使うだけで数段おいしさがアップします。
後は難しく考えないで気楽にコーヒーを楽しみましょう。
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ペーパーをシール部分に沿って互い違いに折ります
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ペーパーフィルターにお好みのコーヒーの粉1人分に対し10gを入れ軽く揺らして表面を平らにします。
陶器のドリッパーの場合お湯をかけて温めておきましょう。冬場は必ず温めましょう。 |
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ガラスのサーバーに少しお湯を入れ軽く振ってサーバーを暖めます。
※暖めたお湯は捨ててください。 |
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最初に粉全体が湿る程度にお湯を注ぎ約30秒ぐらい蒸らします。
*お湯は沸騰して30秒〜1分ぐらいおいたお湯がベストです。約90℃
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次に円を描くように3〜5回に分け約3分でお湯を注ぎます。
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注意 ※円を描くときドリッパーの端までお湯をかけないで下さい。ドリッパーを伝いお湯が下にすくに落ち味が出ません。2cm位手前までにしましょう
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コップに少しお湯を入れ軽く振ってコップを温めておきます。
冬場は珈琲カップがとても冷たくなるので温めておきましょう
陶器が分厚いものも保温性は良いのですがとても冷たくなるので十分なお湯で温めてください。
※温めたお湯は捨ててください。 |
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暖めたカップに注げば温かいコーヒーをおいしく飲むことが出来ます。
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